令和2年度対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力 タミル・ナド州ヴィルドゥナガル県リッタム特別支援学校建設計画 贈与契約署名式
令和3年3月11日



2021年3月10日、在チェンナイ日本国総領事公邸にて、草の根・人間の安全保障無償資金協力によるタミル・ナド州ヴィルドゥナガル県ラジャパラヤムでの特別支援学校建設計画(供与額:90,841米ドル)の贈与契約署名式を行いました。本計画は、身体障害や知的障害のある子供たちを支援しているラジャパラヤムのNGO、リッタム慈善基金によって実施されます。
署名式ではリッタム慈善基金のカティレサン代表が挨拶し、「2004年にラジャパラヤムの賃貸校舎で、知的障害児のためのリッタム特別支援学校を生徒数わずか4人で立ち上げた。入学者数が増えるにつれて、子供たちの必要を満たすためには広さが不足するようになってきた」「新たな校舎の建設後は、広さ、車いすでの移動、風通し、衛生面などの問題が確実に解決するだろう。教室は日光と新鮮な空気で満たされることになる」「新たな校舎の建設は私たちの長年の夢だった。草の根・人間の安全保障無償資金協力によってその夢が実現した」と述べました。
また、夛賀総領事は、「草の根・人間の安全保障無償資金協力により、リッタム慈善基金による特別な支援が必要な子供たちへの教育・支援活動と地域社会への貢献に協力できることは喜ばしい」とし、「供与される資金がリッタム慈善基金により効果的に活用・実施され、特別な支援が必要な子供たちとそれを支える地域社会への支援強化につながることを強く希望する」と述べました。
今回供与される資金によって、特別支援学級、職業訓練、理学療法などのための計14教室を備え、130人以上の生徒を収容できる特別支援学校が建設され、安全で健康的な学習環境が確保されることになります。
在チェンナイ日本国総領事館では1990年以来、南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っています。2010年度~2019年度の10年間ではタミル・ナド州、アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、ケララ州の22案件に対して計210万6964米ドルを供与し、このうちタミル・ナド州は13案件、129万4280米ドルを占めています。
署名式ではリッタム慈善基金のカティレサン代表が挨拶し、「2004年にラジャパラヤムの賃貸校舎で、知的障害児のためのリッタム特別支援学校を生徒数わずか4人で立ち上げた。入学者数が増えるにつれて、子供たちの必要を満たすためには広さが不足するようになってきた」「新たな校舎の建設後は、広さ、車いすでの移動、風通し、衛生面などの問題が確実に解決するだろう。教室は日光と新鮮な空気で満たされることになる」「新たな校舎の建設は私たちの長年の夢だった。草の根・人間の安全保障無償資金協力によってその夢が実現した」と述べました。
また、夛賀総領事は、「草の根・人間の安全保障無償資金協力により、リッタム慈善基金による特別な支援が必要な子供たちへの教育・支援活動と地域社会への貢献に協力できることは喜ばしい」とし、「供与される資金がリッタム慈善基金により効果的に活用・実施され、特別な支援が必要な子供たちとそれを支える地域社会への支援強化につながることを強く希望する」と述べました。
今回供与される資金によって、特別支援学級、職業訓練、理学療法などのための計14教室を備え、130人以上の生徒を収容できる特別支援学校が建設され、安全で健康的な学習環境が確保されることになります。
在チェンナイ日本国総領事館では1990年以来、南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っています。2010年度~2019年度の10年間ではタミル・ナド州、アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、ケララ州の22案件に対して計210万6964米ドルを供与し、このうちタミル・ナド州は13案件、129万4280米ドルを占めています。