平成29年度対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力 テランガナ州メダク県における上水用浄水設備建設計画 完成式

2021/3/30
浄水設備の前でセーフ・ウォーター・ネットワーク・インドのメンバーとともに
設備について説明するセーフ・ウォーター・ネットワーク・インドのセワック代表
浄水設備の維持・管理運営を行う地元の自助グループとともに
2021年3月28日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によるテランガナ州メダク県における上水用浄水設備建設計画(供与額:50,235米ドル)の完成式を、夛賀総領事とセーフ・ウォーター・ネットワーク・インドのセワック代表の出席のもと行いました。本計画は、浄水設備の設置を通じてインド各地に清潔で安価な飲料水を届ける活動をしている非営利組織、セーフ・ウォーター・ネットワーク・インドによって実施されました。
 
本計画では、水質問題が深刻なメダク県シャンカランペット村、ポディチェンペール村、コドパック村において、セーフ・ウォーター・ネットワーク・インドが独自に開発した有害物除去機能を持つ上水用浄水設備を建設し、稼働電力をまかなう太陽光発電システムなども整備しました。これによって安全で安価な飲料水が長期的に供給され、地域住民の健康や生活環境の改善が期待されます。
 
完成式ではセワック代表が挨拶し、「3つの村の計1万人以上の住民に安全で安価な飲料水をもたらす浄水設備設置のための供与金に対し、日本の人々に感謝したい。また、設備設置のための土地、水源、電源を提供してくれた各村とメダク県の当局にも感謝したい」と述べました。
 
また、夛賀総領事は「草の根・人間の安全保障無償資金協力により、セーフ・ウォーター・ネットワーク・インドによる安全な飲料水をインドの人々に提供する取組に協力できることは喜ばしい」とし、「セーフ・ウォーター・ネットワーク・インドと各村により浄水設備が効果的に活用され、住民の健康の改善につながること、さらには、本計画が日本とインド及びテランガナ州の人々の友好と協力の象徴として記憶されることを強く希望する」と述べました。
 
在チェンナイ日本国総領事館では1990年以来、南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っています。2011年度~2020年度の10年間ではタミル・ナド州、アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、ケララ州での18案件に対して計173万9803米ドルを供与し、このうちテランガナ州は3案件、22万4112米ドルを占めています。