令和元年度対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力 アンドラ・プラデシュ州アナンタプール県における医療機材整備計画 引渡し式
令和3年12月6日




2021年12月1日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によるアンドラ・プラデシュ州アナンタプール県における医療機材整備計画(供与額:86,602米ドル)の引渡し式を行いました。本計画は、アンドラ・プラデシュ州とテランガナ州で貧困層の支援活動を行っている非営利組織、農村開発基金(Rural Development Trust: RDT)によって実施されました。
本計画では農村開発基金が運営する総合病院,小児病院,感染症センターに入院患者用ベッド、血液分析装置、搬送用人工呼吸器、心電図モニターなど15品目、計49点が供与されました。これによって貧困層の妊産婦、新生児、HIV/AIDS患者を含む多くの外来・入院患者に、より質の高い医療サービスが提供できるようになります。
引渡し式では農村開発基金のアン・フェラー事務局長が挨拶し、「農村地域に位置する本病院に対して日本による支援が得られたことを大変嬉しく感じている。国境を越えたこのような連帯が、苦境を乗り越える支えになると思う」と述べました。
また、夛賀総領事は「農村開発基金による病院運営や地域の人々への支援活動に深く敬意を表したい。供与された医療機材が、助けを必要とする患者の治療や地域住民の健康増進のため有効に活用されることを願っている」と挨拶しました。
在チェンナイ日本国総領事館では1990年から南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っており、2011年度~2020年度の10年間ではアンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、タミル・ナド州、ケララ州の18案件に対して計173万9803米ドルを供与しています。
本計画では農村開発基金が運営する総合病院,小児病院,感染症センターに入院患者用ベッド、血液分析装置、搬送用人工呼吸器、心電図モニターなど15品目、計49点が供与されました。これによって貧困層の妊産婦、新生児、HIV/AIDS患者を含む多くの外来・入院患者に、より質の高い医療サービスが提供できるようになります。
引渡し式では農村開発基金のアン・フェラー事務局長が挨拶し、「農村地域に位置する本病院に対して日本による支援が得られたことを大変嬉しく感じている。国境を越えたこのような連帯が、苦境を乗り越える支えになると思う」と述べました。
また、夛賀総領事は「農村開発基金による病院運営や地域の人々への支援活動に深く敬意を表したい。供与された医療機材が、助けを必要とする患者の治療や地域住民の健康増進のため有効に活用されることを願っている」と挨拶しました。
在チェンナイ日本国総領事館では1990年から南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っており、2011年度~2020年度の10年間ではアンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、タミル・ナド州、ケララ州の18案件に対して計173万9803米ドルを供与しています。