令和2年度対インド草の根・人間の安全保障無償資金協力 タミル・ナド州ヴィルドゥナガル県リッタム特別支援学校建設計画 完成式
令和4年6月28日




2022年6月27日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によるタミル・ナド州ヴィルドゥナガル県ラジャパラヤムでのリッタム特別支援学校建設計画(供与額:90,841米ドル)の完成式を行いました。本計画は、身体障害や知的障害のある子供たちを支援しているラジャパラヤムのNGO、リッタム慈善基金によって実施されました。
本計画では特別支援学級、職業訓練、理学・言語療法などのための計14教室を備え、130人以上の生徒を収容できる特別支援学校が建設され、これによって安全で健康的な学習環境が確保されることになりました。
完成式ではリッタム慈善基金のカティレサン代表が挨拶し、「最大の目的は必要な施設や恒久的な校舎を提供し、子供たちの秘められた才能を見出すこと。日本の皆さんから贈られた十分な設備と広さを備えたこの校舎は、知的障害や身体障害のある子供たちが職業につながる学びを行い、社会生活を送っていく上での助けになる」と述べました。
また、夛賀総領事はタミル語で「この新しい校舎での新年度からの学びが、子供たちの自信や機会、明るい将来につながることを願っている。特別な支援を必要とする子供たちを自立した個人に育むリッタム慈善基金の取組が、地域社会に変革をもたらすことを確信している」と挨拶しました。
在チェンナイ日本国総領事館では1990年から南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っており、2011年度~2020年度の10年間ではタミル・ナド州、アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、ケララ州の18案件に対して計173万9803米ドルを供与しています。
草の根・人間の安全保障無償資金協力
本計画では特別支援学級、職業訓練、理学・言語療法などのための計14教室を備え、130人以上の生徒を収容できる特別支援学校が建設され、これによって安全で健康的な学習環境が確保されることになりました。
完成式ではリッタム慈善基金のカティレサン代表が挨拶し、「最大の目的は必要な施設や恒久的な校舎を提供し、子供たちの秘められた才能を見出すこと。日本の皆さんから贈られた十分な設備と広さを備えたこの校舎は、知的障害や身体障害のある子供たちが職業につながる学びを行い、社会生活を送っていく上での助けになる」と述べました。
また、夛賀総領事はタミル語で「この新しい校舎での新年度からの学びが、子供たちの自信や機会、明るい将来につながることを願っている。特別な支援を必要とする子供たちを自立した個人に育むリッタム慈善基金の取組が、地域社会に変革をもたらすことを確信している」と挨拶しました。
在チェンナイ日本国総領事館では1990年から南インドの様々な草の根レベルの活動に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行っており、2011年度~2020年度の10年間ではタミル・ナド州、アンドラ・プラデシュ州、テランガナ州、ケララ州の18案件に対して計173万9803米ドルを供与しています。
草の根・人間の安全保障無償資金協力